D1-9 毒性/安全性評価支援(in vivo

ユニット名

ヒット化合物創出ユニット

支援担当者

所属 ① 九州大学 大学院薬学研究院
氏名 ① 西田 基宏
AMED
事業
課題名 グリーンファルマ創薬構造解析による支援高度化の推進
代表機関 九州大学
代表者 大戸 茂弘

支援技術のキーワード

新興感染症、ワクチン、治療薬、心毒性

支援技術の概要

小動物(主にマウス)やラット心臓から単離した初代心筋細胞を用いて、抗がん剤候補薬の心機能に対する影響や、ワクチン候補タンパク質の有効性(機能的抗体産生能)や安全性(副反応・後遺症発症リスク)の評価支援を行う。COVID-19のように重症化リスク因子が既知のものについては、既往歴を模倣したモデルマウスでの評価支援も実施する。副反応や重症化の指標として、循環機能や歩行運動機能、摂食行動機能など非侵襲的な経時的観測を行うとともに、血液・尿サンプルを用いたサイトカインストーム、酸化ストレスマーカーなども測定し評価する。労力がかかる作業となるため、特許化または論文化することを必須条件とした共同研究として実施する(事前相談が必要)。

支援技術の利用例

非侵襲的な循環機能計測、血液・尿パラメーター測定、運動機能・筋力測定・行動観察を基本とし、エンドポイントでの侵襲的な心カテ機能計測、組織形態構造観察、qPCR測定、必要に応じて急性単離細胞を用いた機能解析などを実施する。

支援担当者の研究概要

九州大学大学院薬学研究院生理学分野HP:https://physiology.phar.kyushu-u.ac.jp/reserch2.html

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