F4-1 疾患モデル動物提供支援

ユニット名

薬効・安全性評価ユニット

支援担当者

所属 ① かずさDNA研究所 先端研究開発部
氏名 ① 中山 学
AMED
事業
課題名 疾患モデルマウスの作製とゲノムエンジニアリング技術の開発
代表機関 かずさDNA研究所
代表者 中山 学

支援技術のキーワード

疾患モデルマウス、ゲノム編集、コンディショナルノックアウト、コンディショナルノックイン、新規部位特異的組み換え酵素システム

支援技術の概要

・CRISPR/Cas9のゲノム編集によるノックアウトや点突然変異の導入

・ES細胞を用いた相同組換え法によるコンディショナルノックアウト、コンディショナルノックインマウスの作製

・新規部位特異的組換え酵素システムであるVCre/VloxPとSCre/SloxPシステムによる緻密なゲノムエンジニアリング

支援技術の利用例

・患者様のエクソーム解析等の結果から得られた遺伝子の変異情報をもとに遺伝子改変マウスを作製し、発症メカニズムの解明と治療標的となるパスウェイ・分子の同定を行う。

・ヒトの疾患の発症機構を反映した疾患モデルマウスを用いた創薬標的分子の発見の促進。

・疾患モデルマウスを用いた治療薬剤候補の効果・安全性の検定。

支援担当者の研究概要

公益財団法人かずさDNA研究所と理化学研究所・生命医科学研究センター(IMS)は協働して疾患モデルマウス作製のパイプライン(6年間で388種類の遺伝子改変マウスと3年間で113種類のゲノム編集マウスを作製)を確立・稼働してきた。また、既存のCre/loxPとクロス反応しないために同時に用いることのできる新規部位特異的組換え酵素システムであるVCre/VloxPとSCre/SloxPマウスを開発してきた。
https://www.biosupport.kazusa.or.jp/sub_center1/ssr.html

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